『ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットンさんと糸井重里さんの対談』のサイトを見つけました。
最近よく聞かれる『人生100年時代』というフレーズは、このリンダ・グラットンさんの著作のサブタイトルである「100年時代の人生戦略」から引用されているようです。
リンダ・グラットンさんは「65歳に引退して、それまでの資産で残りの人生を暮らすのは現実的じゃない」と語っています。 この言葉は、私の今後の生き方に非常に勇気を与えてくれました。
人生100年時代をどう生きるか?/リンダ・グラットンさんの記事より
ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットンさんとアンドリュー・スコットさんの共著として出版された『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』に、来たる寿命100歳時代の人生をどう生きるか?にヒントがありました。尚、本のサブタイトルは「100年時代の人生戦略」です。
リンダ・グラットンさんと糸井重里さんの対談記事サイトに、その概要がありましたので、私のブログでは、そちらのサイト記事を紹介致します。
(記事は対談形式ですが、主にリンダ・グラットンさんが述べられているお話しにフォーカスして記述します)
引用:「ほぼ日刊イトイ新聞」より
・対談1「寿命100年時代に、人生はどう変わるか?」
・対談2「もっと、人間同士として」
・対談3「価値観もかわっていくはず」1.寿命100年時代に、人生はどう変わる?
「これからの寿命100年時代にどんな変化が起こり、どんな人生戦略をとるべきか」を書いたもので、たとえば100歳まで生きる場合、65歳に引退して、それまでに蓄えた資産で残りの人生を暮らすのは現実的じゃない。大事なキーワードが2つあります。
・「人生のマルチステージ化」
・「無形資産」(1)「人生のマルチステージ化」とは、
「学ぶ時期/会社勤めの時期/引退後」という3ステージでの人生を選ぶ人が減り、より多くのステージからなる人生を選ぶ人が増えるということです。
☑「エクスプローラー」のステージ
旅をしたり、経験を積んだりして社会の見聞を広めること。
☑「インディペンデント・プロデューサー」のステージ
キャリアを外れ、自分で職を生み出すこと。
☑「ポートフォリオ・ワーカー」のステージ
同時にいくつもの活動に関わること。(2)「無形資産」とは、
マイホームや現金や銀行預金といった「有形資産」だけでなく、目に見えない資産の「無形資産」についてもどう増やし、どう運用していくか、目を向ける必要がでてくるだろうということです。
人生がマルチステージ化する100年時代には、次のステージにうまく移ることが非常に大事になるんです。☑「生産性資産」
これは仕事に役立つスキルや知識など、仕事につながる人間関係や評判と
いったことです。
☑「活力資産」
これは健康、友人、愛など、それぞれの人に肉体的・精神的な幸福感と
充実感を持たせ、やる気をかきたて前向きな気持ちにさせてくれる資産。
☑「変身資産」
人生の途中で、新ステージへの移行を成功させる意思と能力のこと。寿命100年時代、それぞれの人の人生はより複雑になります。背景となる社会も、長い時間のなかで変化しますから。ですから「有形資産」だけでなく、「無形資産」についても考えつつ人生戦略を立てていくことが、さまざまな危機を回避することに役立ち、より充実した人生を送りやすくすると思うんです。
2.もっと、人間同士として
寿命100年時代における新しいステージとして、「エクスプローラー」のステージ(世界を知るために探求をする時期)は、そのときの個人的な体験が、いずれ公的なことにつながっていくような時期です。また、「ポートフォリオ・ワーカー」のステージ(同時進行的に複数のことをする時期)でも、公私は入り混じりながら進みます。寿命100年時代の人生では、公私は当然混ざりあうものとして、一緒に考えていくほうが良さそうなんですね。
日本はどうしてもまだ「大きな会社に就職して、一生その会社で働くのが一番」という価値観が強いですよね。その意識は変化したほうがいいと思うんです。
今後の日本で、小さな会社への就職や自分で起業することがいいことなんだ、という価値観が根付いていくことを期待しています。そこが変わっていくと、とてもいい変化が起こると思うんです。「人として考える」のは非常に大切な視点ですよね。いま、わたしたちはあらためて「人間らしさとは何か」について考え、そこから組織や制度を組み立て直す必要があると思うんですよ。
3.価値観も変わっていくはず
大切なのは「時間の質(quality of time)」なんですよ。「質の高い時間」を見いだすためには、探索が必要なんです。たとえば1本の大好きな映画を見つけるには、たくさんの鑑賞が必要ですよね。これからはそんなふうに、それぞれが探検をすすめ、自分にとっての価値を見いだす必要がある。
そういった意味で、この本の中でわたしは人生で新しい「エクスプローラー」というステージを過ごす人が増えるんじゃないかと書いているんです。
年齢を重ねても、脳機能は衰えない
定年退職後の私が、新しい仕事(当ブログの開設等々)に挑戦するためには、沢山のハードルを越える必要がありました。
・そのビジネスでは、どの様に売上を上げればよいか?
・そのビジネスのリスクは高いのか・低いのか?
・そのビジネスからのリターン(収益)は高いのか・低いのか?
・レンタルサーバーの契約方法は?
・ドメインの契約方法は?
・WordPressの設定はどうしたら良いか?
・最も大切な、価値のある情報提供(ブログ記事執筆)は、どの様にすれば良いか?
私は、60歳を過ぎたあたりから物忘れが頻繁になり、年齢とともに脳細胞は老化するため、若い人達がやる様な、インターネットを使用したビジネス(新しい仕事)に着手するのは、到底無理ではないかと考えた時期もありました。
しかし、「年齢を重ねても、脳機能は衰えない」という、最近の研究結果がありました。むしろ、歳をとっても頭脳を鍛えることで、脳の柔軟さを保ち、シナプスの形成を促進するとの記事でした。
最も驚くべき発見は、これが老化しないということだ。もっと正確にいうと、決して老化しない可能性がある。「体のほかの細胞は不可避的に老化していきます。というのも、増殖することでDNAにダメージを蓄積させ、ついには細胞死に至るからです。これに対してニューロンは、一度分化するとそのまま残ります」
「その結果、特定の病気が生じなければ、脳は常に若いまま維持することができます」。むしろ年齢とともに、学習のおかげでシナプスの結合は増加する。さらに失われたニューロンを、70〜80歳でも再生することのできる神経幹細胞が存在する(特に、嗅球や海馬において)。「このことは、脳が一生の間中、回復できることを意味します」。
引用:脳は老化しない!?:研究結果
まとめ
リンダ・グラットンさんが語った「100歳まで生きる場合、65歳に引退して、それまでに蓄えた資産で残りの人生を暮らすのは現実的じゃない」が、特に印象的でした。
それよりも、衝撃的だったのは「脳は老化しない!? 」という研究結果です。
自分に出来るのかという不安に駆られながらも、定年退職後に始めた新しいビジネス(ブログビジネス)ですが、その学習成果が実り、いくつものハードルを乗り越え、今ではこのような記事を執筆するところまで辿り着く事ができました。
シナプスの結合が増加すれば嬉しいーーー!!
私の寿命が何歳になるか分かりませんが。いや、分からないからこそ、新しいビジネス(ブログビジネス)に挑戦し、社会との繋がりを保ちつつ、そこそこの収益を上げられる事を信じて邁進しています。
新しいビジネス(ブログビジネス)を実現するために いろいろリサーチした結果、経営コンサルタントの加藤将太さんが主宰する『次世代起業家育成セミナー』に出会いました。
当該セミナーに出会い、たくさん勉強した結果、インターネットを利用したビジネスに挑戦する事ができました。
現在、私は『次世代起業家育成セミナー』の有料会員になっていますが、今回このセミナーの一部が無料で公開(プレゼント)されることになりましたので、あなたに紹介したいと思います。