人生100年時代に備えて

最近、人生100年時代と言われ始めていますが、その為には、どの様な「備え」が必要になるのでしょうか?

定年退職して年金を受給する頃は、収入が公的年金だけになり「収入額 < 支出額」の構図になります。これを補うために「収入額+自己資金 > 支出額」となり、自己資金は預貯金から補填(預貯金の取り崩し)になります。
寿命がどんどん伸びている現在では、現役時代に準備する自己資金は、ますます増大傾向ですね。

最近の調査によると、ある程度余裕のある生活を送るには、自己資金額は4,000万円以上必要とも言われています。
そこで調査してみると、人生100年時代の"備え"として次の様な事が挙げられます。

  ・公的年金の受給額を増やす対策をとる
  ・個人的に小さな会社を買う
  ・「自分年金」の仕組みを構築する

「公的年金の受給額を増やす対策」とは?

2018/5/27の日本経済新聞 記事に以下の様な記載がありました。
同記事から一部引用します。

将来の年金額を増やすために、公的制度をフル活用して長寿化に備える動きが始まっている。
1.厚生年金に積極的に加入する
厚生年金は加入すれば収入に応じて将来の年金が増える(一方、保険料負担も増えるが)。「将来の年金を増やしたい」との理由から、パートなど短時間労働者なども厚生年金の加入が増加傾向にある。

2.公的年金の受給開始時期を繰り下げる
公的年金は、原則65歳から受給できるが、70歳まで遅らせれば年金額が42%増える。81歳を超えて生きれば「得する」。但し「年金なしで60歳代後半を乗り切るには、長く働くとともにそれまでに資産を増やしておくことも必要」

3.税制優遇が大きい個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入する 
長期の試算形成に向く公的制度の一つがiDeCoだ。掛け金を預貯金や投資信託などで運用し、運用成績によって将来の年金額を増やすことができる。掛け金全額を所得から差し引けるので節税になるうえ、運用出来も非課税だ。

このように、公的制度を利用して将来受給する年金額を増やす方法は、収入額を増やす効果はありますが、「収入額 > 支出額」の構図には、なりにくいのではないかと思います。

「個人的に小さな会社を買う」とは?

Amazonの本総合ランキング1位になった、三戸政和さんの著書
『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 (講談社+α新書)』では、”サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい”と衝撃的な提案をされています。

Forbes JAPAN編集部のサイトから引用します。

主に中堅企業や大企業のマネージャー職に就いている40代、50代の方に向けて、新しいセカンドライフとして個人で中小企業のM&Aを提言しています。このままいけば、60歳から65歳で引退というのが見えている人は多いでしょう。しかしそれはあまりにも早い。一流企業に入って一生懸命働いてきて、まだまだ働けるのに、ある日いきなりすることがなくなります。

リンダ・グラットン教授とアンドリュー・スコット教授の共著『LIFE SHIFT』によれば、われわれはこれまで人生80年と思っていたよりも20年ほど長生きするようです。それが本当なら残り35年から40年もの間、貯金を切り崩して生きていくことになる。将来、年金の支給額は下がり、社会保証の負担が増えていくことが確実ですが、本当に大丈夫ですか、悠々自適なセカンドライフが送れますか?と。年金にプラスして月に20万円ほど使うとすれば、40年間でおよそ1億円かかりますが、それくらいは持っていますか、と。

お金がなくてやりたいこともできず、下流老人になりたくないなら、現役のうちに資産形成をしないといけません。その一つの方法として、「40代、50代のうちに中小企業を買収し、自らオーナー社長となりませんか」というのが私からの提案です。元気に働けるうちはバリバリ働き、70歳ぐらいまで思う存分に社長をすれば、豊かな老後を過ごすのに十分な、数億円億程度の資産を形成するのは全く難しいことではありません。

引用:中小企業を個人M&Aし、資本家として資産形成せよ

かなり斬新的な提案ですが、定年退職を見据えた資産形成としては選択肢の一つになりますね。
特に異論はありませんが、私自身はこの方法は、向いていないと思いました。
興味ある方は、上記著書を読んでみて下さい。

圭一
私には向いてないな・・あくまで私見ですが・・

尚、リンダ・グラットン教授の『LIFE SHIFT』については、下記の記事でも触れています。
  ・人生100年時代を豊かに生きるには!

「自分年金」の仕組みを構築する とは?

現在、現役世代である40歳~50歳代の方であれば、

  ・今までの長い人生の経験を活かし
  ・その経験に基づいた知識・知恵を価値ある情報として提供し
  ・多くの利益を追求することなく(そこそこの売上で折り合い)
  ・情報提供の場所として、ブログを構築する

これが、「自分年金」の仕組みになると思っています。

現役時代の40歳~50歳代から「副業」として、ブログを開設して、数ヵ月後~数年後を目途に100~数百記事程度を構築し、価値のある情報提供が出来れば、そこそこのアクセスが集まり、サイトの評価が高まれば、記事に見合った商品を紹介することで、サイトから収入を得ることは十分に可能だと思っています。

特定のテーマで価値のある記事を書き続けさえすれば、必ず読者が集まり、読者との信頼関係が深まれば、同じ商品を紹介している別サイトよりも、あなたのサイトから商品を購入してくれる確立が高まります。

嬉しいことにブログを運営する年間費用は、少ない金額(年間数万円程度)で済みます。

「自分年金」の仕組みが構築できれば「公的年金+自分年金 > 支出」の構図になりますね!

まとめ

三戸政和さんの著書では『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』と衝撃的なアイデアを提案されていますが、斬新的過ぎてそのままはちょっと受け取れませんでした。

公的年金の受給額を増やす対策は、堅実的な「備え」として良いと思います。但し、現役時代の、それも早い時期からの取り組みが必要になりますね。早くから、その対策に気付き実践している人は定年後もいい人生を送れる気がします。

一方、「自分年金」の仕組み作りは、現在 現役世代の40歳~50歳代の方でも、これから実践できる「備え」になるとの思いから、今回の記事にしてみました。

圭一
・・私は、現在この方法でチャレンジしています・・
  ・・まだ売上ゼロなので、まったく説得力がありませんが・・

さらに、老後資金のために準備している預貯金は、突発的な支出に備えて確保できるのではないでしょうか?